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 2018年4月26日(木)

第4回 若手家庭医のための家庭医療学冬期セミナー 主催報告

  • 2009年2月21日(土)
  • 閲覧件数
    3,343

「若手家庭医の学びをサポートする」というテーマで、学会認定セミナーを主催した。
スタッフは3~6年目の医師、5人。
定期的な、スカイプを利用しての会議を繰り返して、開催にこぎ着けた。

家庭医療学会には、春の総会、夏の医学生向け、秋の生涯学習セミナーがある。
冬期セミナーをいかに位置づけるかが、3学会合併後も、冬期セミナーの存在意義を保ち続ける重要な要素となり、テーマ・内容選びに時間を要した。

場所は東京大学、参加者講師含め110名。
会場運営がメインだったので、WSに十分に集中できなかったが、参加のWSについて報告する。

家庭医の学びに必要な教育・学習理論 東京大学 大西先生

教育理論は
・ 成人学習理論:年齢と共に学習は変化する。自己主導性を持ち、自己決定のできる学習者を育てる。外的動機づけ(報酬・罰)、内的動機づけ(好奇心・責任感)
・ 社会学習理論:観察学習(指導者がどう行動しているか)、潜在的カリキュラム(教育者が意図している顕在的カリキュラムとは別の、学習者が学び取った内容)
・ 状況学習:正統的周辺参加(外科医にとっての鉤持ち)
・ 省察的実践:カンファレンス、ポートフォリオ
という、分類分けができるらしい。

Kolbのラーニングサイクル(経験→振り返り→理論→計画→経験、、、。)
教育の際に、時折この原理を振り返り、理論化していきたい。
 

診療所教育見本市 本輪西クリニック、久瀬診療所、浮間診療所

各施設が実際に行っている教育を実践してもらい、自施設でも実践してもらおう 。 
本輪西クリニック→ビデオレビュー、評価方法まで踏み込む時間がなかった。
久瀬診療所 →ACCCCを教える。
浮間診療所 → Clinical Jazz 様々なことを討論し Clinical Parlをだす。

結局、私自身、教育が今年はほとんど、出来ていない。来年勉学を積み、再来年がんばろう。
 

経験からの振り返り 奈義ファミリークリニック 松下先生

家庭医を特徴つける能力等をポートフォリオ形式でまとめ上げることを提示。
ポートフォリオの具体的作成法を教えてもらった。来年の研修生活中はやってみよう。評価方法が今ひとつわからない。
 

懇親会

司会進行係。ここではあまり、積極的な外交活動は行わず。
 

フォロアーシップとリーダーシップ 亀田ファミリークリニック 岡田先生

フォロアーの立場から、組織をいかに変えていくか。指導医に足りない項目を7つの分類に分けて、具体策を考え出す。いずれ、評価してもらおう。
 

家庭医として学び、成長するために 本輪西クリニック 草場先生

自己認識がテーマ
自分の人生での経験や感情面での性質が、患者のその家族、との医療スタッフに与える影響への洞察。

→ 足がかりは、失敗したことや、苦手な患者・終末期の患者・ミスをした時など負の感情を抱くときに、意識的に取り組む 。

信念や人生哲学、生い立ちや家族、愛情・思いやり・魅力、怒り・葛藤 など。

一人では、仕事/私生活のバランス、ポートフォリオ 。
仲間と、カンファレンス、SEA(Significant Event Analysis)、抄読会での議論。
 

若手家庭医の学びのコミュニティを作ろう  臨床研究をサポートする会

主催したので、開催目的を理解したWS参加となり、学習効果も深まったと思う。
現場に戻っての実践が大きな課題だが、研修に出るので、今年一年は、知識の整理を主としたい。

会場整理など、事務的な仕事もかなり忙しく、もっと余裕を持った開催が来年への課題となる。
京都家庭医療学センターの名を、他施設に十分にアピールできたと思うし、他施設の先生とも繋がりが出来て、今回のみに限らす、今後に活かせる活動だったと思う。