2012年2月 7日(火)
「生涯教育セミナー」お疲れ様でした。宮川卓也です。
とてもいい勉強ができました。
特によかったのが、
『なぜ診断を誤るのか? 認知心理から考える症例検討』
(江別市立病院:濱口杉大先生、札幌医大:宮田靖志先生)
ミスは必ず起こるものであり、繰り返されるもの。
それがどういう心理から出てくるのか、防ぐにはどうしたらいいのか、心理学的な観点からわかりやすく説明してくれました。
※ミスを起こすさまざまな心理的働きと対策について、配付資料を参照下さい。

▲画像をクリックしてご覧下さい。(もう一度クリックすると更に拡大)
配付資料にはないですが、紹介されていた対策としては(多少かぶりますが)
①診断的タイムアウトをとる
現時点での診断とその根拠を振り返る。
②なぜ、なぜ、なぜと聞く
はっきりとした説明がつくまで、なぜを繰り返す。
③ベイズの定理を使う
検査に重きを置きすぎず、検査前確率、後確率をしっかり検討する。
そのうえで検査の感度、特異度も考えて検査する。
④自分自身のミスを認め、それをできるだけ皆で議論する
これには適切な人間関係、学習環境が必要。
などでした。
当たり前と思えますが、それが難しいということだと改めて知ることができたと思います。

参加した「京都家庭医療学センター」のメンバー