RSS2.0フィールド

RSS2.0フィールド

Multilingual Translation

QRコード

QR code

オンラインユーザ

ゲストユーザ: 2

 2018年1月18日(木)

加藤先生後期研修修了式報告

  • 2011年5月 3日(火)
  • 閲覧件数
    2,391

京都協立病院の玉木です.
2011年4月30日に「KCFM後期研修医の1年間の活動報告ならびに加藤先生の研修修了式」を執り行ったので主観的な感想を交えつつご報告いたします。

プログラム
15:30-プログラムディレクターからの挨拶
15:40-16:00→太田敦医師(class2009)「漢方外来研修について」
16:00-16:20→中村琢弥医師(class2009)「後期研修2年目、1年間の活動報告」
16:20-16:40→宮川卓也医師(class2007)「Faculty development fellowshipの報告」
16:50-17:20→卒業生記念講演 加藤修治医師(class2008)「家庭医療の"さしすせそ"」
17:20-17:25→禁煙品贈呈、卒業証書授与
17:25-17:30→まとめのあいさつと新入研修医(class2011):瀧本しおり医師の紹介
17:30-閉会、移動
18:00-懇親会



参加者は、初期研修医、KCFMスタッフの他、医学生さん2名を合わせて総勢17名の参加となりました。
以下、発表された方のその発表内容をご紹介したいと思います。

★KCFM初の漢方研修!
太田敦先生はエレクティブのうちの3ヶ月を使って行った東洋病院での漢方診療の研修の発表でした。日本を代表する先生に師事し、主に腹診を中心に研修をされてきた、との報告でした。
謙遜されておられましたが、かなり理論的なところまで突き詰めた理解をされておられる印象を持ちました。

また、対症療法に強い漢方を知ることで、「何か困ったことはありませんか?」という質問を恐れずにできるようになった点でも良かったし、満足度をあげることで、患者医師関係の強化にも繋がる、とのこと。

家庭医としても是非知っておいて有用な知識である、と強調されておられました.また実際の使用でちょっとしたチップス(例:煎じ薬はお湯に溶いて飲む方がいい、)をいくつか教えていただき、大変ためになりました。また、自己研鑽をつんでいただいて、今度はまとまった形で講義を受けたいと思いました。

太田敦先生の報告

★怒濤の営業活動?
中村琢弥先生の報告は大変刺激的なものでした。
施設内部の活動にとどまらず、相当な数の対外活動を試みられていました。これだけの外部オファーがくるのも、単に彼の抜きん出たアピール力に拠るところが大きいでしょう。

若手家庭医療部会の仕事も積極的に引き受け、冬期セミナーが成功したことは彼にとっても大きな意味を持ったようです。

その他、多くの大学での講師活動、中学生への禁煙講演や高校生、中学生の進路指導まで幅広く活動されました。

また、これまでの歴史で一度も開かれたことが無かった診療所での往診カンファレンスを組織し、実際に有益な結果を生み出したことは、貴重なQI活動としても評価できる内容でした。
今年度は「創造の年」、とのことですが、どれだけのものが創造されるのかが楽しみです。

中村琢弥先生の報告

★指導医に必要なことは全てプレゼンテーションから学んだ?
宮川卓也先生は1年間のCFMD(Center for Family Medicine Development)の活動報告をしてくれました。

KCFMとしては、3年間の後期研修修了後に1年間のFaculty Development(以下FD)のfellowshipを修めることを積極的に推奨しています。

彼はKCFM修了生の第1号モデルとして、立派に研修してくれました。CFMDは藤沼康樹先生をディレクターとするFDで、年4回のサイトビジットを経てプレゼンテーションという形で自分の指導力を高めて行くというフェローシップであるとのことでした。

今後は今回学んだことを今の院所で研修医や医学生対象にどんどん実践し、さらに技量を養って欲しいと思います。

また、組織にQI(Quality Improvement)をもたらすことを常に意識した研修になっているとのことで、その実践により彼のマネジメント能力も向上していると思われるので、その能力をKCFMの発展に活かして欲しいと思います。

宮川卓也先生の報告

★最後も得意のサプライズ?
今回、卒業される加藤修治先生には、3年間のまとめの講演を依頼していたのですが、大変彼らしい発表をしてくれました。
彼らしいというのは、クールなその見かけによらずいつもサプライズや面白い発表を狙っているそうで、今回も彼のオリジナルという「家庭医療のさしすせそ」というユニークなタイトルで、家庭医療の特徴をうまく表現してくれました。

「さ」:様々な年齢・様々な分野
「し」:視野を広げる
「す」:ずっと見守る
「せ」:世界を知る
「そ」:そばに寄り添う


だそうです。
家庭医療の真髄をうまく言い当ててるとおもいませんか?正直彼からこのような感動的な言葉が飛び出て来るとは想像していなかったのでとても驚きつつ、また彼の成長を感じることができて嬉しくもありました。
これからは、KCFMの修了生として胸を張り、そして後輩のロールモデルとして積極的に活躍をして欲しいと切に期待したいと思います。

加藤修治先生の報告

加藤修治先生へ修了証書授与

★懇親会でもQI?
医学生さんにも参加していただき、和気あいあいとした雰囲気での懇親会となりました。
普段離れた環境にいる指導医陣や研修医も一同に会して行うため話がはずみました。飲み会の場でもQIの話が進んだところもあったようです。

加藤修治先生の修了式集合写真

以上で報告を終わりますが、まとめとして昨年度も多くの人に支えていただきながら、いろいろなことを試し、進化を遂げることができたKCFMの1年であったと思います。
その証として、加藤先生もこんなに立派になって研修を修了されたかと思うと感慨もひとしおです。

これからもミッションステートメントに沿って益々活発に活動し、家庭医療の発展ならびに地域の医療に貢献したいという思いを新たにする機会となりました。

以上