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 2017年12月18日(月)

【WS開催報告】医学生のための春季セミナーWS「ポートフォリオってなんなのさ!?」

  • 2012年3月25日(日)
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中村琢弥です。
2012年3月10日に「医学生のための春季セミナー」にてポートフォリオについてのワークショップを開催しましたため、その報告を行います。

本学習会は「日本プライマリ・ケア連合学会 学生・研修医部会」より「関西にて"春季セミナー"を開きたい」との申し出をうけ、私がコーディネーターとして企画したものです。"春季セミナー"とは「医学生のための夏季セミナー」をもう少し規模縮小してコアスタッフ向けに各地方で行うことを目的としたものであり、昨年は九州で行われ、今回は関西(京都-大阪)で行うこととなったとのことでした。内容は今回私が講師をした本学習会の他、二つの別のフリーの発表会への参加、病棟見学(今回は緩和ケア病棟見学)、そして関西観光などとして企画されました。

【WS開催報告】医学生のための春季セミナーWS「ポートフォリオってなんなのさ!?」



さて、私が担当した本学習会では「ポートフォリオ」について「はじめて学ぶ学生でもわかる」ような参加型のワークショップを目指して構成することとしました。というのも、このワークショップの直後に、関西の家庭医レジデントの「ポートフォリオ発表会」を聴講しに来てくださるという予定となっていたため、その発表会を少しでも楽しんでいただくためにポートフォリオについての予備知識が必要と考えたためです。またポートフォリオは現在の家庭医療認定専門医となるために提出することが求められている必須の要件であることも今回の学習会を組むことを決めた理由にありました。なんといっても私自身が最も質高く指導できるジャンルの一つということもあります。

【WS開催報告】医学生のための春季セミナーWS「ポートフォリオってなんなのさ!?」

本番の学習会には全国から合計9名のやる気ある医学生が参加してくれました。会場は京都民医連中央病院の新病棟である西館の会議室を使用しました(多忙な中、本会場を確保してくださった医局事務のNさんには感謝です)。まず参加者には二つのグループに分かれていただき、各グループ内で学習者役とメンター役と分かれていただきました。そして、学習者役が最近経験した成功体験をポートフォリオの手法に従って「記載し、目標設定し、メンターとともに振り返る」という流れをワークショップ形式で実際に体験していただきました。その合間にポートフォリオを理解する上で必要な知識をレクチャーするスタイルをとりました。非常に活発な議論が行われ、最後には擬似的な学びの目標が形成されるに至りました。

【WS開催報告】医学生のための春季セミナーWS「ポートフォリオってなんなのさ!?」

こうした議論を通して、本学習会は大好評のうちに終了しました。今回の参加者の中には大学でポートフォリオを経験したことがある方もおられたようですが、やはりきちんと体系的な指導をうけたことはなかったようで、今回の学習会が目指した「はじめて学ぶ人でもわかる」という大目標は達成できた手応えでした。また終了後のアンケートからは、私が行使したプレゼンテーションの手法も非常に刺激的だったこともうかがえました。このことは、これまで様々な要素を取り入れて発展させてきた自慢のプレゼンテーションスキルでもあったので、率直に嬉しく感じました。今後もこのような機会があるなら私も京都家庭医療学センターも協力することを約束し、本会は終了となりました。

【WS開催報告】医学生のための春季セミナーWS「ポートフォリオってなんなのさ!?」

Next stepとしてはやはり各テーブルに最低一人はポートフォリオを理解したファシリテーターが必要だったということです。私が各テーブルに対して働きかけるもなかなか議論が進まない部分もあったようなのでこの点の準備は今後課題として行きたいと思います。それでもかなりアドバンストな課題だったにもかかわらず医学生の皆さんは本当に頑張られました。拍手!

【WS開催報告】医学生のための春季セミナーWS「ポートフォリオってなんなのさ!?」

今回の報告は以上です。