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 2018年8月21日(火)

第4回KCFMによる家庭医療セミナー

  • 2012年9月13日(木)
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瀧本しおりです。

今回初めて京都北部綾部市で「KCFMによる家庭医療セミナー」を行いましたのでその報告を行いたいと思います。

 

2012年9月8日、綾部市の京都協立病院で「KCFMによる家庭医療セミナー」を行いました。当日は当院の看護師、リハビリスタッフ、医師以外にも医学生、福知山市民病院医師、明治国際医療大学の臨床鍼灸学教室院生3名と近隣の医療施設の方々の参加もあり、セミナーに新しい息吹を入れて頂いた感がありました。

当日は3つのセッションから構成され、セッション1では高木幸夫先生が「家庭医のプリンシプル」、セッション2では玉木千里先生が「家族志向型のアプローチ」、セッション3では私、瀧本が「映画から学ぶ家庭医療」を担当しました。

 
第4回KCFMによる家庭医療セミナー第4回KCFMによる家庭医療セミナー

 

セッション3はシネメデュケーション(cinema-educationの造語)を応用したもので、これは10年以上前から欧米のみならず、日本の大学で取り入れられている授業形式です。

当日のセッション1「家庭医のプリンシプル」のレクチャーを受けて、患者中心の医療技法の概念を具体的にイメージできるように伝えたいという意図がありました。

映画「グッドウィルハンティング」の一部をクリップとして観る前に鑑賞者の方に「医師?患者関係が変化するきっかけにどんな要因があったのか?」という問いを意識して映像を見て頂きました。

その後、各グループで前記の問いと共に何を感じたか、KJ法を用いて自由に意見交換し、最後にグループ発表して頂きました。当初から参加者層にかなりバリエーションがあるため、映画の場面選びや、専門用語を使わず、実際の場面とセリフを結びつけてコメントすることに心を砕きました。


第4回KCFMによる家庭医療セミナー第4回KCFMによる家庭医療セミナー
第4回KCFMによる家庭医療セミナー

グループ討議では、参加者の方の年齢や経験に基づいた幅広い意見が出ました。でもどのグループも変化する要因に関しては共通の要素、「患者さんを肯定し共感的に関わる」が抽出されており、年齢や経験は違っても人の心に触れる物は同じなのだと実感しました。

「授業形式が新鮮だった」、「患者さんとの関係を振り返る際に役立てたい」、「映画全編が観たかった」という感想があり、今後は医学生、患者さんなど一般の方に向けて「家庭医療の見える化」を発信したいと思います。