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 2017年10月18日(水)

KCFM家庭医療学セミナー ふくちやま 2016

  • 2016年10月 6日(木)
  • 閲覧件数
    672

2015年度は、家庭医療の紹介、糖尿病のUPDATES、認知症BPSD(特に排泄ケア)についてなどのテーマで開催し、おかげさまで好評をいただいておりました。今年度は、在宅看取りをテーマにセミナーを開催しました。

ゲストスピーカー田中 章太郎先生の存在と、講演で、在宅診療を行っている医療者、ケアスタッフに改めて在宅看取り診療、ケアの魅力、尊さを教えていただくことができて、多くを学び感動的でもあり、非常によかったです。先生の目指す在宅診療の理念と理想を追求され、実践されている迫力、凄みを感じることができました。森井先生(保健師)も、的確なフォローで名コンビでした。

合計31名の多職種(ケアマネ、訪問看護師、薬剤師、診療所、病院連携室担当看護師、病院、診療所の作業療法士、医師)の参加で、在宅終末期で本人は強く在宅療養を希望したが、最終的に病院搬送となった事例についてのグループワークを行い、活発な討論がなされました。地域の多職種の交流の場にもなりました。当地域の在宅医療の質向上につながると確信しています。

アンケートからも当初の目的、学習目標以上に達成できていることが確認されました。感動と新たな学びが連続する貴重なひとときでした。

最後になりましたが、本当に、田中章太郎先生、森井先生遠方よりお越しいただき、素晴らしい講演をしていただきありがとうございました。日本プライマリ・ケア学会近畿支部から活動支援をいただきました。厚く御礼を申し上げます。

今後も、「KCFM家庭医療学セミナーふくちやま」は定期開催を続けていきたいと思います。


京都家庭医療学センター KCFM

ふくちやま協立診療所 

寺本 敬一

目的
●地域のコメディカルスタッフの学びの向上と地域連携向上
●家庭医療の啓蒙

今回の学習目標
◆在宅看取り 経口摂取できなくなってからのケア
◆家庭医療学 特に患者中心の医療 難しい患者さんの対応

日時 2016/9/17(土)15:00-18:20
場所 ふくちやま協立診療所 デイケアルーム
主催 ふくちやま協立診療所、京都家庭医療学センター(KCFM)
後援 日本プライマリ・ケア学会近畿支部

スケジュール
1開会の挨拶 寺本 敬一(ふくちやま協立診療所) 5分

2.アイスブレイク
スリーエーゲーム(明るく、頭を使って、あきらめず)
担当:春日井看護師(ふくちやま協立診療所) 15分

3.家庭医療学について  患者中心の医療 難しい患者さんの対応
担当:寺本 敬一(ふくちやま協立診療所)30分

4.休憩 5分

5.在宅看取り 経口摂取できなくなったからのケア
担当:田中 章太郎医師(たなかホームケアクリニック)
事例の提示と、質疑応答で深めていかれました。 85分

6.グループワーク ケース検討、共有
事例提示:寺本 敬一(ふくちやま協立診療所)
アイスブレイク、役割分担、検討、発表 35分

7.フィードバック 田中 章太郎医師(たなかホームケアクリニック) 5分

8.質疑応答 5分

9.閉会の挨拶 玉木 千里医師(京都協立病院) 5分 西宮で活躍されている桜井隆先生のご紹介で、三田市で活躍されている田中章太郎先生に在宅看取りについての講演を突然お願いしておりました。ご多忙のところお越しいただいた田中章太郎先生の存在と、講演、関西風の質疑応答で在宅診療を行っている医療者、ケアスタッフに改めて在宅看取りの魅力、尊さを教えていただくことができて、感動的で、非常によかったです。先生の目指す在宅診療の理念、理想を追求され、実践されている迫力、凄みを感じることができました。田中先生の実践から参考にさせていただけることがいくつもありました。 グループワークも活発な討論がなされました。やはり、十分な症状緩和がまずは重要。予後を適宜説明して、期間限定であること、見通しを持っていただけると、家族も頑張れる可能性が高まる。在宅看護、介護に家族全員を巻き込む重要性。家族とのラポール形成をしっかりする必要があったと考えられました。経済的負担も説明を十分する必要があったと思われました。 今回も、地域の多職種の交流できた良い機会になりました。当地域の在宅医療の質向上につながると確信しています。
西宮で活躍されている桜井隆先生のご紹介で、三田市で活躍されている田中章太郎先生に在宅看取りについての講演を突然お願いしておりました。ご多忙のところお越しいただいた田中章太郎先生の存在と、講演、関西風の質疑応答で在宅診療を行っている医療者、ケアスタッフに改めて在宅看取りの魅力、尊さを教えていただくことができて、感動的で、非常によかったです。先生の目指す在宅診療の理念、理想を追求され、実践されている迫力、凄みを感じることができました。田中先生の実践から参考にさせていただけることがいくつもありました。
グループワークも活発な討論がなされました。やはり、十分な症状緩和がまずは重要。予後を適宜説明して、期間限定であること、見通しを持っていただけると、家族も頑張れる可能性が高まる。在宅看護、介護に家族全員を巻き込む重要性。家族とのラポール形成をしっかりする必要があったと考えられました。経済的負担も説明を十分する必要があったと思われました。
今回も、地域の多職種の交流できた良い機会になりました。当地域の在宅医療の質向上につながると確信しています。

患者中心の医療、難しい患者さんの対応についての配布資料はこちらです。

個人的に学んだことはたくさんありますが、まとめると、以下の8点です。
1.在宅療養、看取りを行う心構え、体制、家族を含めたチームづくり
2.共有すべき情報の質とタイムリーな連携の重要性。
3.病院との連携の重要性、病院でデスカンファレンスを行う意義、必要性。
4.オピオイドを使う目的は痛み、呼吸困難などの緩和でADLを維持するため。また、最終盤のだるさの症状緩和にもステロイド以外にオピオイドを積極的に使用、増量すること。
5.メリハリをつけたタイムリーな往診の重要性
6.在宅がん末期総合管理にすることで本人負担がむしろ軽減できることがある。
7.排泄介護の負担軽減の重要性
8.予後予測をしながら、早めに本人、家人に情報提供、意思決定に役立てる。

<田中先生の講演についてのアンケート結果>
分かりやすく楽しかった。田中先生にであえたことが特によかった。田中先生のような方がもっとたくさんいらしたらいいと思いつつ聞いていました。在宅看取りの難しさもチームのまとまりでのりこえていけるのだと実感しました。実際のケースを交えて具体的に分かりやすいお話でした。先生の利用者、家族さんとのあつい関わりが伝わってきました。一つ一つケースが違うのでその都度の対応、関わる医師の対応の辛さもわかりました。日頃の状態の把握、家族からの聞き取りも大事ということを再認識しました。先生の話が分かりやすく実践されておられるので納得できこういった先生がおられることに嬉しく思う。特に良かったのが先生の講義。一貫性があって素晴らしい構成でした。具体的な内容、実践が聞けてよかった。形でなく、生の声。訪問、在宅医療についてよく分かりやすく話をしていただきました。医療者間のコミュニケーションのノウハウについては、自分としては盲点になっていたことでした。レクチャーがとても分かりやすく楽しかった。他の家族を引き出してくる秘訣が大切だと思った。デスカンファレンスしっかりやっていきたいと思った。在宅現場の様子が少しわかりました。看取りについての積極的な取り組みが参考になりました。

<その他のアンケート結果より抜粋>
難しい患者さんについては、患者さん側のことばかり考えていたが、支援する側の問題もある事を知る良い機会となった。講義のテンポが少し早かった。実務に基づいた内容で大変良かった。とっても興味深く時間が短く感じました。難しい患者さん 個別性がとても大切であることを改めて学習しました。患者中心の医療の話がよくわかり、具体的でよかった。難しい患者さんの対応 事例があったほうが、イメージがわきやすかったです。専門的なところもあり理解できないところもあったが、聞けて良かった。後から資料いただけるので聞くことに集中できた。机の配置によっては、スライドが見えにくかった。

良かった点
●やはり田中章太郎先生の講演が秀逸で。実践、考え方を聞かせていただけ貴重な学びとなりました。
●地域の事業所からも多数ご参加いただき、関連事業所15名と合わせ合計31名でした。職種は、ケアマネ8名、訪問看護師6名、薬剤師4名、診療所看護師4名、病院連携室担当看護師1名、病院作業療法士1名、診療所の作業療法士1名、保健師1名、医師4名。
●アイスブレイクで、笑い、リラックスして、患者中心の医療、在宅看取りへと一貫性のある構成はよかった。
●去年を教訓に、セッションを絞ったことは良かった。
●グループディスカッションは、あみだくじ、アイスブレイクでスムースに進み、活発な討論ができた。
●配布資料の準備は早めにできていたことはよかった。


改善点
●時間配分、もうすこしゆったりとしたほうがよい。アイスブレイク、家庭医療講義は+5-10分毎追加でもよかった。グループディスカッション、発表は、30分だったが、45-60分くらいあってもよかったかもしれない。
●患者中心の医療の話だけで、難しい患者さんの対応についての講演は、なかってもよかったかもしれない。
●開始当初に、トイレ、喫煙環境についての案内をすべきだった。
●グループワークの机の配置は、スライドが見えるようにする。
●グループワークの全体まとめをするべきだった。
●申し込み受付のメールアドレスが間違っていた。

ネクストステップ
●適切な時間配分
●もっと広い会場で開催しても良いかも・・・、会場説明、配置など。
●外部講師依頼料の一部としてセミナーの有料化(500円?)を検討してもよいかも。