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 2017年12月18日(月)

第2回熊本民医連・京都民医連家庭医療プログラム相互交流会参加報告

  • 2017年7月10日(月)
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KCFMの玉木です。
去る6月17日に主題の交流会を開催したので報告します。
この企画は京都民医連中央病院で初期研修を修了され、昨年は京都協立病院で家庭医療の出向研修をされた小林真一先生がパイプ役となって尽力いただき実現したもので、昨年10月に実施した第1回は京都家庭医療学センターのメンバーで地震の傷跡のなまなましいくわみず病院http://www.kuwamizu.jp/を訪れて盛会のうちに終えることができました。

今回はその第2回目の企画で、熊本民医連の家庭医療プログラム所属のメンバーを京都に迎え入れることができました。
内容は、5名(熊本2名、京都3名)の専攻医からのポートフォリオ検討会となりました。
タイトルはそれぞれ「ご家族の思いを聞き取ることで共通基盤に立てた一例」「高齢者?」「家族が大変!」「2ヶ月続く呼吸苦で当院救急搬入された98歳女性」「鰻雑炊が食べたい」でした。

昨年の第1回の熊本の専攻医のポートフォリオ発表では、家庭医療がこれまでの医療に芽吹く初々しさを感じましたが、今回の第2回では、普段からの議論の中にしっかり家庭医療学的観点が根付き、深いところでの議論がなされていることがよく伝わりました。個人的には、がん末期患者本人の意向が家族の意向と相反する中での意思決定において専攻医がもやもやした事例が印象的でした。もやもやを適切に分析・言語化し文献も引用して議論のテーブルに載せるところまで導いたその論理的展開力も素晴らしかったですし、そのおかげで会場で良い議論ができたことは、非常に良かったと思います。
京都からの発表も3名の専攻医が発表してくれました。現在毎週のハーフデイバックでポートフォリオの振り返りをしていることもあり、個々のポートフォリオの質も向上しているのを実感しました。
後日、熊本から次のようなお礼の言葉をいただくことができました。「京都の先生方に専門的な視点でご助言、ご指導をいただきとてもありがたかった。こういう他流試合は自分の課題も含めてレベルが確認できるので今後も是非やりたい。」(専攻医)。「昨年開催時よりも専攻医の力がついているように思う。熊本での研修がそれなりに充実してきたのではないか。」(指導医)。

今後もこの交流会は継続していき、相互に良いところや課題を共有しつつ、切磋琢磨してより良いプログラムを作っていきたいという想いを新たにしました。
会開催にあたりいろいろな調整や準備をしていただいた関係の事務系スタッフにもこの場を借りて感謝申し上げます。