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 2018年12月10日(月)

2018 KCFM家庭医療学セミナー ふくちやま“ 開催報告

  • 2018年10月 5日(金)
  • 閲覧件数
    150

  毎年2回開催しているKCFM家庭医療学セミナーを福知山市で開催するのも今年で4回目となりました。今年度は、在宅療養でのACP(アドバンス・ケア・プランニング)を具体的に進めること、非がんの看取りをテーマにして、地域の多職種協働学習/教育のセミナーを開催しました。
公益社団法人 京都保健会 
ふくちやま協立診療所京都家庭医療学センター(KCFM)
                                                       寺本 敬一

やっと撮れた記念撮影
 

日時:2018/9/15 15:00-18:10
会場:市民交流プラザふくちやま

開催趣旨 研修目標
1.プロセスGLの改定とACP(アドバンス・ケア・プランニング)の概念、意義、進め方の注意点を学び、在宅療養されている患者さんの限りある人生の最期までその人らしく生き抜くためにより良く支援できる
2.非がんの在宅看取り、在宅療養 多職種連携で伴走、時に支えるための学び、顔の見える連携構築(IPE,IPW)

スケジュール
15:00    開会の挨拶    高木 幸夫先生
上京診療所所長 京都家庭医療学センター長
15:05    ACPの進め方 スライド学習    寺本 敬一
15:55    休憩(5分)   
16 : 00    グループワーク1ACP困難事例    寺本 敬一
16:30    全体共有   
16:50    休憩(10分)   
17:00    グループワーク2非がんの在宅療養 困難事例     寺本 敬一
17:30    全体共有   
17:50    質疑応答まとめ   
18:05    閉会の挨拶    玉木 千里先生 京都協立病院院長

 

振り返り)
事前に設定していた研修目標を概ね達成出来て、参加の皆様も、満足していただいたようです。地域の多職種協働、顔の見える連携づくりの一助にも繋がったと思われます。この地域で、在宅療養されている患者さんの限りある人生の最期までその人らしく生き抜くためにより良く支援できるために、多職種がまとまって、取り組める確信が芽生えました。参加者の特性、ニーズを考慮して研修目標を設定して、その達成のための方略、準備がよく出来ていたと思われました。これまでの経験を蓄積、PDSAサイクルをしっかり回してきた成果が発揮できました。
合計44名と要員2名と大勢の方々にご参加いただくことが出来ました。しかも、地域の医師3名、看護師、訪問看護師、ケアマネ、MSW、PT、薬剤師など多職種の参加があり、多職種のグループワークを充実させることが出来ました。
セミナー内容を充実させることが出来ました。講演内容は、2018/3に改定されたプロセスガイドラインの紹介、ACPの概要、具体的な進め方、コミュニケーションスキル、特に食べられなくなったとき、認知障害がある方への対応、透析の開始、見合わせなどをテーマとして、内容の質、情報量ともに、高いレベルでかつ、今後に役立つ実践的な内容に出来たと自負しています。
グループワークでは、ACPの困難事例として、60代男性、マルチプロブレムのある方の透析開始、見合わせについて検討し、非がんの在宅療養困難事例としては脳出血後の嚥下障害あり、中心静脈栄養管理中でCVポート感染が疑われたた70代女性の事例でした。実際の事例検討を、医師を含む多職種で、活発なディスカッションが各グループで行われました。多視点から検討され、有効な対応策、重要な視点も多く挙げていただき、全体共有もしっかりと出来ました。今回の二事例とも、非常に複雑で、特に判断が難しいものであったが、逆に深く考えることが出来たと思われます。グループワークのディスカッション時間をあと5〜10分あった方が良かったかもしれないが、皆様の頑張りにより、かなり濃厚なワークが出来ていたと思いますし、医師を含む多職種で議論できたことへの満足度は非常に高かったです。アンケートからも、“とても勉強になった。難しいケースこそ、こうして大勢話し合い、意見を出し合うことでいろんな気付きがあって勉強になった”(看護師)“ グループワークが多く、楽しく意見交換できました。多職種でのグループ構成でよかったです。”などのご意見がありました。
学習講演のプレゼンの質向上と、症例提示をもっと分かりやすくして、グループワークのアイスブレイクを充実させてスムースな話し合いにできるようにすること、ワークの時間を十分にとるなどの反省点を次回の地域多職種協働の学習会に活かしたいと思います。
改めて、今回ご参加いただいた方々、運営スタッフに御礼申し上げます。

 
気持ちのよい空間での学び

緊張してプレゼン中


玉木千里先生(京都協立病院 院長)            
閉会挨拶で上手にまとめていただけました。