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 2019年12月15日(日)

KCFM新年会2019の報告

  • 2019年2月 8日(金)
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KCFMの玉木です。
本年も恒例の新年会を開催しまいたので、報告します。
今年のコンテンツは以下の通り

1,2018年の振り返りと2019年の目標
2、レクチャー「Positive BATHE法を学ぼう」〜ストレスを抱える患者さんの外来診療のコミュニケーション改善〜(冬季セミナー予演会)
3,ポートフォリオ検討会
 

1,2018年の振り返りと2019年の目標
2018年はKCFMとしては、かなり体外発表を頑張った年になりました。特に11月に京都で開催されたプライマリ・ケア連合学会近畿地方会においては、5名が演題発表を行いました。また夏期セミナーでも2ワークショップを担当しました。また、最大の成果は草野医師と原医師の2名の専門医を輩出することができたことでした。新しい専攻医も2名受け入れることが出来、大変良い年になりました。2019年も新たに2名の卒業生がでるので、専門医試験を通過できるように最大限サポートしたいと思います。

2,レクチャー「Positive BATHE法を学ぼう」〜ストレスを抱える患者さんの外来診療のコミュニケーション改善〜(冬季セミナー予演会)
これは、2月にあるPC連合学会の「若手医師のための家庭医療冬季セミナー」
https://www.primary-care.or.jp/seminar_w/20190209/pro.html
に応募された寺本先生による企画で、見事に採用されたワークショップです。その予演会も兼ねてミニレクチャーを受けました。
BATHE法(B:background, A:affect, T:trouble, H:handling, E:empathy)の手法は、「15分間の問診技法」で取り上げられ、プライマリ・ケアの現場で広く活用されています。そのBATHEの発展版として、新たにpositive BATHE法(B:best, A:account/affect, T:thankfulness, H:happen, E:empahy/empowerment)がMarianさんによって開発されましたThe Fifteen Minute Hour(6th edition)。
マンネリ化してしまった慢性疾患のフォローアップ時や、うつ/不安などでなかなか一定の段階から改善しにくいときなどに有用な手法として紹介していただきました。これ以上は、業務秘密でお教えできません。ワークショップに参加して体験してください(笑)。

3,ポートフォリオ検討会
最後にKCFMの専攻医5名からポートフォリオを発表していただきました。ポートフォリオで事例を検討するときにいつも感じることですが、「BPSモデル」と「患者中心の医療技法」により患者の病を全人的にとらえ、多職種でそれらを共有し、チームで一貫した対応することで、心理社会的な問題がどれだけ複雑で、解決に難渋する問題であっても必ず突破口が見いだせる、というのを実感します。家庭医の卵である専攻医たちも、このようなアプローチを日々の診療の中に取り入れており、着実に成長している様を見て取ることができました。専攻医の成長に負けないように指導医も模範になるような診療ができるよう頑張らないといけないと改めて実感しました。