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 2019年10月21日(月)

2019夏期セミナープレ企画&KCFM後期研修修了式

  • 2019年7月29日(月)
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KCFMの玉木です。
去る2019年7月6日(土)に恒例のKCFM修了式を開催したので報告します。
今回は以下の4つのコンテツで開催しました。参加者は全13名。うち、医学生さん2名、初期研修医2名、専攻医3名、スタッフ6名の参加でした。
 

<プログラム>
1,夏期セミナープレ企画「アドバンス・ケア・プランニング」について
京都民医連あすかい病院 指導医 宮川 卓也
2,日本プライマリ・ケア連合学会学術集会の伝達学習
上京診療所 指導医 原 奈央
3,「アンガーマネジメント」について KCFM PG責任者高木幸夫 
4,研修医の研修についてのまとめ発表および研修修了式 
〜その後懇親会〜

1,夏期セミナープレ企画「アドバンス・ケア・プランニング」について
今年も昨年に続いて夏期セミナーに採用された宮川医師によるACPについてのワークショップでした。(昨年の報告はこちら
3グループに分かれて、アイスブレイクでたっぷりと自身の背景についての紹介をしたあと、2つのシナリオについてディスカッションをしました。年齢や生育環境、ライフステージによってひとそれぞれの価値観が違うことが実感できて、非常に盛り上がるワークショップでした。本番が楽しみです。

2,日本プライマリ・ケア連合学会学術集会の伝達学習
今年5月にあったPC連合学会学術集会の報告を原医師が担当し、彼女の参加セッション「IS3考え・感情・事実を聞き分ける“事実問診”の手引き」を伝達してくれました。
話しての考え、感情が入る「Why」「How」を使用せず、「When」「Who」「What」「Where」を用いると事実問診ができることを教わりました。ディスカッションでは、事実を聞くことが設定では有効であるが、一方で患者さんのナラティブに耳を傾けることも必要。PCCMを意識してうまく両者を使い分けることが必要では、という意見がでました。

3,「アンガーマネジメント」について
PC連合学会学術集会にもあった、IG6アンガーマネジメントとのセッションをさらに膨らませた内容でPG責任者の高木医師がセッションを持ってくれました。日本アンガーマネジメント協会によるセッションが最近は各地で開催されていて、2019年半ばで延べ100万人が受講されているようです。私たちをおこらせるものの正体は「べき」思考である。べきの境界線には1.自分と同じ領域、2.少し違うが許容可能、3.自分と違う許容できない、の3つがあり、これらの境界を広げ、伝え、安定させる努力が必要なことを教わりました。

4,研修医の研修についてのまとめ発表および研修修了式
今回の修了者はclass of 2016の西澤寛貴医師でした。発表では、3年間の研修を振り返って発表してくれました。私が感じたのは、積極的に多施設に研修を挑んで行かれた結果、視野が広がり、それが彼の境界を広げ、赴任先でのシステムの改善などに貢献していることがよく伝わる内容でした。印象深かったのは、精神的な苦難にさらされたときに支えになったのは、貴重な同僚との対話の場であるレジデントデイの存在であったことが明かされました。当プログラムも専攻医が増え、レジデントデイが開催できるようになったことは、専攻医の精神面の安定に寄与する大きな出来事であったようです。締切間際でのポートフォリオの追い込みは凄まじいものがありましたが、3年間通じて本当によく頑張られたと思います。今月控えている専門医試験にもばっちり合格し、今後は家庭医療専門医として、大いに活躍されることに期待します。